憂いのある音憑け -4ページ目

辻斬 : DOLCE VITA

採点:★★★★★★★★



仙台激情劇場、辻斬のミニアルバムです。

6曲で15分と短いですが、めっちゃめちゃイイです。

物凄いオススメです。

激情ハードコア MEETS J-POP?=和風スクリーモ激情系

そんな様相さえ見せる、バンドです。

メロディーセンスと、Voの声が抜群に良く(たまにアレ?って思うところもあるけど)て、作詞作曲者とVoでJ-POP界に殴り込みに行っても充分やっていけるんじゃないかなって程。

歌詞も日本語だし。

で、激しい所はどうなのかと言うと、音は多少薄いなーってのは否めないけど、激しい部分はEndzweckやEnvy辺りの影響下にありそうな感じで、普通にカッコイイです。

女性Choの絶叫はかなりカッコイイです!!

僕のツボです。

綺麗な正統派のメロディーの裏でギャーギャー叫んでるのが新しい。

今までのスクリーモ系でも使われる手法だけど、それは歌メロなり演奏なりが絶叫にもマッチするものだから違和感が無い。

けど、このバンドは耳馴染みのよいメジャー系のポップソングの裏に絶叫が絡んでくる。

この違和感にやられます。

どうです?興味が湧かない訳ないでしょう。

ホームページでも一部曲が聴けるのでそっちで体感してみてください。


特にM2:喜怒哀楽は最高です。

昔のデモにも入ってる曲なんだけど、これこそまさに僕のこのバンドに関して言いたい事が全部詰まってる曲。

サビがとにかく素晴らしすぎる。

誰でも1回聴くと耳から離れない曲ってありますよね?

前にテレビで見たんですけど、CMの曲なりヒット曲なり1回聴いて覚える曲はジャンルはどうあれ素晴らしい完成度の曲なんだそうです。

この曲のサビは正にそれ。

この1曲だけのために買っても損しないなー。

もちろん捨て曲は無いんだけども。


ということで素晴らしくオススメです!!!!

Wonderwall

Oasis初期(中期?)の名曲ですが、たまたま今日買ったCD2枚にWonderwallのカバーが入ってました。
妙な感じ、妙な偶然。


採点:★★★★


1つはPunk goes 90'sというコンピ。
NINやらBULRやらレッチリやらマンソンやらNirvanaやらBjorkやSoundgarden、R.E.Mやら90年代に活躍したバンドなんかを新進気鋭のパンクバンドがカバーしてるというもの。
MAE、Copeland、Bleeding through、Eighteen visions、The starting lineなんかが参加してて、結構豪華。
でもカバーっつーかコピーやん。
一部のバンドは音色とか声色も似せてやがる。
普通こういうのって全く違う雰囲気にするものでしょ!!
Disneyのやつなんかは大したもんだと思うよ、これ聴いたら。
で、まあこのCDにWonderwallも入ってたわけ。
面白みの無い曲でした・・・




採点:★★★★★★★


もう一つはイタリアのGaia corporationってバンド。
これがね、久々に良い!!
よくあるハードコア経由エモじゃなくて、その逆をやったバンドらしい。
イタリアで人気のVanilla skyというメロバンドのメンバーが激しいのをやりたくて始めたのだと。
激×美メロってことでB4MVとか好きなら即死と思われます!!
激しいパートはEmbrace the endっぽくもある。
で、本題はこのバンドのWonderwall。
これがヤバすぎる!!
文字で伝わるかな??

サビ

Because maybe♪
(コズムエイブエエエエーーーーーー!!!!!!)
You're gonna be the one that saves me♪
(セイブズメーーーーーー!!!!!)
And after all♪
(ヴォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!)
You're my wonderwall♪
(ヨーマイワンドゥアーーーーヴォオオオオオオ!!!!!)

という絶叫とメロディーの掛け合いに鳥肌立ちっぱなしでした。
この鳥肌の立ち方は倉木麻衣のLove day after tomorrowを聴いた時バリです。(これ本気でね)
しかも歌が上手いってかいい声してるんですよ。
もうオリジナルって言ってもいいんじゃないかってくらいのアレンジで、この1曲だけの為に買っても損しません。
勿論他の曲もカッコイイですが。

で、このCDボーナスDVDが付いてるんです。
ライブ5曲。
お得でしょ!
しかもこのDVDが今まで見たこともないものでした。
客が・・・客が!!!
冷めてる。
シーーーーン。
腕組んでる。
端っこに張り付いてる。
前に空間がある。
でも誰も前の空間で暴れてない。
もちろんダイブも無い。
これアマチュアバンドの初ライブ??
こんなライブDVDをオマケに付けてくるとはやるなぁ。
しかもVo(絶叫)はキーボードも兼ねてるの。
叫んで暴れてるのに間奏とか前奏の時にそそくさと端っこのキーボードまで走っていって弾いて、また歌になると戻ってくるのが微笑ましくも情けない・・・
何か面白いライブDVDでした。
最後は完成と拍手で終了で終わってたので良かったです!

最近聴いている音楽

すみません、社会人になって時間がなくて滞ってました。


Tool・・・ ★★★★★★★
これは聴きこまなきゃ分からない、かなり難解になりました。
前から難解なんだけど。
でもカッコイイです☆

Enans blue・・・ ★★★★★★★
これは新人。
Tool、Deftones、Taproot辺りが好物の人はたまらないと思う。
歌声とメロディーが凄く素敵でオススメです。

Community trust・・・ ★★★★★★★★☆
最近の中ではずば抜けてオススメ。
洋楽邦楽問わず、ハードコアファンは勿論、ハードコア以外のファンにもオススメできる感じです。
難解な構成、叙情的な展開、日本語歌詞、叫び、メロディーと非の打ち所無しです!!


Endzweck・・・★★★★★★★

活動歴が長いのに初のフルアルバム。

いつものエンズというよりは少し外国の叙情派的な雰囲気がする作風なのかなと、特にVoの雰囲気を聴いて思いました。

しかし間違いなくカッコイイっす、似たような曲に聴こえちゃうのも全く気になりません!!

最高です。

Nexpress our will 3・・・★★★★★★★★★
今更だけど、中古で見つけて買いました。
ナーバス目当てで買ったけど、どのバンドも凄く良くて1枚通して聴けるなと思った素敵な1枚です。
なかなかV.Aって好きなバンド以外飛ばしたりするからね。
ってこのCD自体好きなバンドばっかなんだけどw
中でもピカイチだったのはNucleus。
最近毎朝1発目はこれで起きてます!!

速さ、切なさ、激情感と申し分ないです。
他にもアットワンからラスワンからアンドビリーブ、マスターピース、ノーチョイ、エンズと聴き所満載なんです♡
マスターピースも素晴らしすぎて何回もリピートしちゃいます。

あとノーチョイも相当激情的に攻めてます、もちろんエンズも!!
普段どんなの聴いてるの?って言われたらCD-Rなんか焼いてないでこのCD貸せばそれで済むなと。

あとは最近流行のピアノエモ関係を聴いてます。

ジャックスマネキンというかSomething cprpolateを始めWaking ashlandからSilent pointあたりがベタですがオススメです。

どんな人にも受け入れられる優しくて切なくてキラキラしたメロディーが僕の社会人になってからの辛い心を癒してくれます。

65 daysodstatic : One Time For All Time

採点:★★★★★★★★★

久しぶりの衝撃です。

65daysofstatic。

CD屋でのポップを見て既にヤバイ臭いはプンプンだったのですが、本気でやられました。

そのポップに書いてあったのはMOGWAI MEETS APHEX TWINという風に書いてあって。

まさかなと。

やばい臭いをさせつつも、半信半疑でもあったのです。

どっちも音の洪水って感じではあるけど、ジャンルが違うし融合は本当に可能なのかと思ってたら、このバンドは正にドンピシャです。

畳み掛けるような爆裂高速ドラム、アンビエントな雰囲気のピアノと冷たい感触の電子音、そして猛り狂う轟音ギター、そしてノイズ。

まさに双方の美味しいとこ取り!!

もー、大好物です。

凄いなぁ、こんな音楽の表現方法があったなんて。

ポストロックとドリルンベース(でしたっけ?死語??)の奇跡的融合。

まぁ言い方を変えれば凶暴化したエレクトロニカという言い方も出来るかもしれません。

MOGWAI好き、APHEX TWIN好き、両方好き、いやもう皆に聴いてもらいたいです!!

インストに拒否反応がある人は無理かもしれませんが、聴かず嫌いは良くないです!!

ほんと素晴らしい、美しく激しい見事な音像です。

こういうのも僕は非常にエモーショナルで激情的なものを感じるので大好きな音楽です☆

MOURNFUL : monochrome

採点:★★★★★★★★☆☆


なぜか、S○MでミニアルバムがNew schoolの欄にある彼らの1stフルアルバム。

あ、でも別にテイストが変わったというわけではなく、同じ路線なのにフルはEMOに、ミニはNew schoolの欄にあるのです・・・

収録曲も数曲被ってるし、意味が良く分かりません。


で、彼らなんですが。

久しぶりにゾクゾク&ビリビリきました!!
何このバンド、カッコよすぎる・・・
EMOなのかスクリーモなのかロックなのか。
少なくとも僕はEMOでもスクリーモでもない気がするんだけど。
ポスト~的な感じもするけど質感的にはDEFTONESが真っ先に浮かびました!!
僕はDEFTONESが三度の飯より大好きで、Like deftones的なレビューを見つけては買い漁るんだけど、まぁこの程度ね。
みたいな感じで終わってしまうのです・・・
でもこのバンドは違います、イイ☆
近い!
雰囲気というかテイストが同じ感じで、更にパクリ感とか嫌味な感じは全く無くて。
しかもDEFTONESの臭いをいい感じに現代風にしてる(だからややエモかったりポスト~っぽかったりする)のです。
そして彼らは時にちょっとIncubusっぽかったり、FINCHの2ndっぽかったり、何と言うかDEFTONESの粘り気みたいなのが少ないからなのかな、そんな感じがします!!
あとMUSEっぽかったり、時にRadio headっぽかったり、この辺はヴォーカルのファルセットがそんな感じだからでしょうか。
とにかく素晴らしい、あーしばらくはこれだけで死ねます。
激しい部分も静かな部分も文句なしです!
最近はハードコアばかり聴いてたのですが、こういう聴かせるタイプのバンドも久々にかなり良いです!!

彼らの公式HPにアルバムの中の一部の曲がフルレングスでダウンロードできるようになってるので、気になった方はダウンロードしてみてはいかがでしょう。

絶対損はしませんよ!


時に1曲目のGranadaは超名曲です!!

ちなみにS○Mのミニアルバムの方の試聴用の曲に設定されています!!

叫び、演奏、メロディー、歌唱力、どれをとっても最高で僕のツボにど真ん中です。

共感してくれる方がいらっしゃれば嬉しく思います☆

Taste of chaos 東京公演



えー、何だかんだで2ヶ月も更新してませんでした・・・

CDも沢山買ってるし、ライブにも行ってるんですが、忙しくてブログにまで手が回らなかったのが正直なところです。

でも久しぶりに大きなフェスに行ってきましたのでライブレポートをしようかと。

Taste of chaosの東京公演です。

Dir en grey、New starting over、Rise against、Funeral for a friend、Story of the year、Killswitch engage、The used・・・

はっきり言ってどうでもいいバンドなんて一つもありません!!

フェスというと自分の興味のないバンドが必ずあって、暇な時間があって、どうでもいいバンド見て、やっぱ心に響かなくてなんてことがよくありますが、今回に限って自分にはそんな要素まるでゼロ。

Dir en greyも含めて全バンド見たいのです。

ただ、Dir en greyは物販の列に並んでいたらいつのまにやらライブが終わっていました・・・

悔しい!!

だって結構良かったらしい、しかもファンの子達も凄かったらしい。

でもこのくらいではへこたれていれません。

全バンド必聴なんですから。


2バンド目はNew starting over。

日本人のバンドです。

まだまだ知名度は高くなく、フロアの盛り上がりも普通でした。

が、このバンドは間違いなく本物!!!!!

日本人離れしたメロディーが最大の武器。

激しさの中に憂いと切なさを秘めた、正に僕のツボを的確に捉えたバンドです!!!

叫びのタイミングも切妙。

ルックスも良い。

今回のライブで知った人は多いかもしれませんが、名刺代わりの素敵なライブを見せてくれたと思います。

ライブもカッコイイですが、CDもめちゃめちゃカッコイイですよ。

その辺の飽和状態にある外国スクリーモ聴くならこっち聴いて間違いないです。


3バンド目はRise against。

僕、実は全バンドとか言っておきながらこのバンドだけ全く知らなかったんです・・・

まあメンツから考えて、大体こういう音かなって予測が立つくらいで。

ヴォーカルの声が特徴的ですね!

クリーンな声じゃなくてちょっとしゃがれた感じが他のバンドとは一線を画しています。

カッコイイです、他のバンドに比べてだいぶシンプルかな。

メタル的な要素が感じられないからかもしれません。

ライブで効果的なモッシュが起こりそうな曲を多用してきて、一気に観客のボルテージも上がってました!!

うまいなー。


4バンド目はFuneral for a friend。

このバンドが数ある中でも最大のお目当て!!

このバンドの繊細さ、切なさ、メロディーの絶品さは個人的に群を抜いていると思っているので!!

絶妙なメタル臭さも好きなんですよねー。

2ndで絶叫が激減したのは残念でしたけど、それでもカッコよかったのでライブが期待できないはずが無い。

と、思ったんだけど・・・

個人的にはもう一歩乗り切れなかった。

やって欲しい曲は全部といっていいくらいやってくれたし、文句無いんだけど。

ちょっと静かだったかな、繊細だからかな。

もっとCDは繊細で、ライブは荒々しいタイプのバンドかと思ってたので多少拍子抜け。

でもやっぱ生で美声、美メロ、絶叫を聴けただけで満足。

もっと動いて、煽ってくれたらなお良し!!


5バンド目はStory of the year。

売れっ子です。

MTVでもガンガンかかったし、チャートでも上位に食い込む健闘っぷり。

スクリーモがメインストリームになった一翼を完全に担っているでしょう。

ただ僕は先日出た2ndに多少不満が・・・

だって、こんなにマッチョなバンドじゃなかっただろう。

凄く分厚くて男っぽい音になってるから。

嫌いじゃないんだけど、SOTYにはFFAFと同じく繊細さを求めていた僕ですのでやっぱり少しガッカリかなって。

でも、ライブは圧巻でした!!

その2ndで感じた印象そのまんまの分厚くてマッチョで男らしいライブで、中性的なバンドが多い中(KsE除く)、イイ意味で異彩を放ち存在感を示してました。

ハードコアでした。

ヴォーカルTERRORのTシャツ着てたし。

全員でアンプの上から大ジャンプかましたり、ぶっ飛んでました。

極めつけは上手と下手のギターチェンジ!!

ステージの端から端をギターがポーーーーーーンと飛びしっかりお互いしっかりキャッチ。

大道芸かよ!!

と思ったけど、カッコイイ♡

それから2ndにはパンキッシュでスラッシーな疾走感抜群の曲が何曲か入ってるんだけど、それを演奏したとたんフロアはもうケイオス状態です。

テイストオブケイオスとは正にこのこと。

素晴らしいね、完全にライブバンドだね、ありがとう。


トリ前はKillswitch engage。

なぜここまでメタリックなバンドが1つだけ?って感じもしますが、大好きなバンドの一つであります。

ただ、ここにいるお客さんはThe usedとか目当てならKsEは苦手なのでは!!??

と思ってたら、やっぱSOTYほどの盛り上がりは見せられなかった・・・

でも4人でめっちゃゴリゴリしてました!

しかもヴォーカルは高低使い分けた絶叫に、エモーショナルに歌い上げる!!

いや、いいじゃないですか。

この日一番の目玉はここで起こりました。

ステージに何か見たことある人が・・・

誰だっけ、ちょっと額広めで、ロンゲで髪の毛ペッタリしてて・・・

バートだ!!

The usedのフロントマンです。

ツインヴォーカルです。

でも新曲じゃなくてThe end of heartacheというKsEの既成の曲なんだけど。

でもカッコイイ、カッコよすぎます!!

このメタリックなリフにバートの繊細かつ感情剥きだしの絶叫は痺れました。

二人のかけあいもお見事。

素敵!!


そしていよいよトリのThe used。

もう会場は熱気ムンムン、Tシャツびっちょり。

始まったらもう窒息&圧死寸前・・・

でもやっぱり1曲目は飛ばしますよね!

もうグシャグシャにされました。

いや、やっぱバートは一人だけ雰囲気というかオーラが違いますね。

もうロックスターの風格。

いるだけで絵になり、いるだけでカッコイイ。

口にスプレーしたり、水吐いたり、お尻見せたり茶目っ気もたっぷり。

なんかアイドル見てるみたいでした(笑)

曲は激しいの、切ないの、静かなの満遍なく、有名曲を網羅する形で常に盛り上がってました。

バランスが良くて、何かもう大物バンドの域に達した感がありました。

いやー、もう記憶があんまり無いんですけどカッコイイよ、ほんとにカッコよかった。

アンコールもあったし、言う事無しです。

本当にありがとう!!


こんなに満足するライブは日本国内ではもう有り得ないんじゃないかと思います。

あとはこれ以上のメンツで戻ってきて、1日中ライブをやってくれるしかないですな。

次は外国はDEFTONESがヘッドライナーと聞いたので、本場さながらのメンツで戻ってきたら今年を越えられる興奮が味わえるかもしれない。

IT DIES TODAY / the caitiff choir

採点:★★★★★★★


It dies todayを紹介したいと思います。

というか1ヶ月も更新してませんでした・・・

落ち着いたらまたマイペースにですが更新していきたいと思います。


さて、彼らですがこりゃなかなかって感じです。

基本的には相当メタリックでゴリゴリな音、そして野太い咆哮といった感じなのです。

が、彼らの特徴的なところは歌メロにあります。

まぁ、最近ではそういう音に美メロを重ねるという手法は特に珍しくも無いのですが、合わせ方が非常に上手いんです。

他のバンドは無理してくっつけてる、言ってしまえば別々の曲を繋ぎ合わせて聴かされている感じがして何か不自然に感じる事が多いです。

いきなり転調されてもー・・・みたいな。

でも、It dies todayは結構すんなり入れる。

まぁ無理が無いとは言わないですけど、変に美しく美しくというよりも、自然に良いメロディーを紡ぎだす感じでしょうか。

で、しっかりポップ。

しっかりエモーショナル。

そして極悪な所はとことん極悪。

このコントラストにやられるはずです。

まぁKillswith engageやらがずっと前にやってる感じではありますが、僕は断然こっち派です。

この手のバンドはどこもそうですが、演奏が上手い!

ギターもベースもドラムも!

ヴォーカルはもうちょい歌が上手い方がいいかなーという欲もありますが、咆哮が凄いのでOK。

あと、ギターは上手いのですが、どこか古臭いというか何かスタイリッシュではないです。

その洗練されて無い感じが何かイイです。

これはね、知らない人は知って損は無いですよ。

サマーソニック05 (8・13)

いやー、楽しかった。
もう夕方までメンツががショボイとか関係なく最高でした。
もうその場の雰囲気がたまらんね。
名曲の数々が生で聴けるだけでもう。
何を見たかというと僕の最終的タイムテーブルはこうでした。


摩邪
サカイスト
ライムスター
AI
猫ひろし
BOY
The arcade fire
MEW
DEEP PURPLE
Slipkot
NIN


いや、充実充実。

まさか初っ端が摩邪なんてお徳感満載、まあ面白くはなかったというか普段の芸風は気さくなのね。


サカイストは覚えてない。


ライムスターは貫禄って感じで凄く楽しめました。
でも「HO-!!」 「HO-!!」ってやつは相変わらず苦手。
生の「雨上がりの夜空に」と「肉体関係」は良かったよ!!
でも宇多丸「マ○コ」って言い過ぎ。
若干引いた・・・
20回は言ったんじゃないかナァ、セクハラですね。


AIはもっとHip hopっぽいステージになるのかと思ったら、生音中心のソウルフルなステージでした。
Storyは圧巻でしたねぇ、イイ曲だなって素直に思った。
でも最高なのは365 feat DELIね。
まさか本人来るとは思わなかったけどDELIがステージに現れたときは本気で上がりました!!
ニトロ大好きで中でもDELIは3本の指に入るくらい大好きなんで。
あのハイトーンラップが思わぬところで聴けて大満足。


猫ひろしは良かったよ。
遠かったけど、あのハチャメチャなテンションはここまでしっかりと届きました。
昇~竜~拳!!!

BOYは皆地面に座ってダラダラしながら見てるし寝てる人もたくさんいるし、もう可哀想でならなかった。
悪くないんだけど、もう一歩なんだよ・・・
凹まずに成長してまた日本に戻ってきてくれー!!
Tokyoを客からChibaと訂正されてたのは面白かったww


The arcade fire。
噂のグループです。
クロスビートでアルバムが★★★★☆だったのでメチャメチャ気になってたのです。
いやはや結構凄いじゃない!
まず何がってSlipnkot顔負けの人数。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、パーカッション×2、ストリングス×2という編成。
でも曲毎に皆楽器変えるから一概にこの編成とは言えないんだけども。
はっきり言ってこの日のライブに限って言えばパーカッションの2人、間違いなくSlipknot食ってたと思います。
あの衝撃とバカっぷりは大したものです。
ヘルメット被ってそのヘルメットをスティックで乱打したり、シンバルがボッコボコになりスティックがボキボキに折れて破片が飛び散ってしまうくらいの勢いだったし。
自分の周りにあるものならスピーカーでも床でも何でも打楽器にしちゃうその姿勢に感服です。
曲は何系とは一概に言えないけど、ちょっと全体の曲の印象は似てて中弛みしちゃったけど、イイ感じでした。
UK臭と、古いロックとエモに何だかわけの分からないものをトッピングしちゃったみたいな感じ?
本当によくわからんのです。


MEW
これは凄すぎた。
神がかってる。
まさかここまでのバンドだったとは!!
大好きなバンドだったけど、ライブ見てここまで凄いバンドだったのかと震えがきました。
ただ楽器の調整が上手くいってなかったのか何回も楽器をチェンジする場面があったのが惜しい。
しかし荘厳で美しくて儚くて切なくて浮遊感があって北欧独特の寒さがあってこんな世界観滅多に味わえません。
死んでもイイと思えた。
というか賛美歌やレクイエムにさえ聴こえた。
隣にいた女の子は感極まって涙が止まらないようでした。
新曲もやってくれたし、言う事なし。
これであの微動だに出来ない混みようがなければ最高だったんだけど、物凄い人気で最前列で観てたら意識が遠くなりそうだった・・・


Deep Purple
最後の方しか観てないんだけど、誰でも知ってる往年の名曲はやはりカッコイイの一言。
Smork on the waterとBlack nightなんかやっぱ凄いですよね。
落ち着きと安定感と貫禄と渋さといい本当にカッコよいです。


Slipknot
うーむ・・・
ソニックマニアをキャンセルした恨みが今でも残ってたのかイマイチ楽しめなかった。
というか彼ら勢い無かった気がするんだけどなぁ。
どうもしっくりこなかった。
でも素顔マスクは良かった♪
Vol 3もサニックマニアをキャンセルしてまでして作った傑作と言う感じはしないし、ノれるのも初期の曲だし。
歌モノとかも好きだけどね!
でもまぁ何だかんだ言って相変わらずカッコよかったけど。



NIN
1曲目から「Wish」
ヤベー、ヤバ過ぎる、いきなり死ぬかと思った。
カッコよすぎる。
格が違う、素晴らしすぎる、そしてWish!!
こんな曲を惜しげもなく1発目から投下するなんて最高です。
セットリストは舞い上がりすぎて全く覚えてないけど、聴きたい曲はほぼやってくれたし時間も長かったし大満足☆
「March of the pigs」もヤバすぎた。
もう失神しそうなくらい上がった↑↑
モッシュとかじゃなくて、踊れる感じなのがNINのライブ意外性があった。
確かに思えばダンサブルなリズムの曲が結構あったりするな。
あと所々でバラードやピアノの弾き語りをするのがまた良かった。
「Closer]も最高だった!
「Terrible Lie」「Head Like a Hole」なんて超初期の曲もやってくれて感動したし。
極めつけは「Starfuckers Inc 」。
こりゃーもう踊った踊った暴れた暴れた!!
「Don't you Don't you」の大合唱の中、ニヤッと笑ったトレントが印象的でした。


ラストは花火!!
感動のフィナーレ☆☆

even today : DEMO CD-R

even todayというバンドのデモ音源を紹介します。

全員僕より年下のピチピチのバンドです。

Enslaveと一緒にやっていることと、友人の強い勧めがあってライブに足を運んだ時に購入しました。

何と100円。

シークレットトラック含め5曲入り。

マジでめっちゃめちゃお買い得ですよ!

ライブに足を運んだ時には是非このCDも一緒にお土産に持って帰ることをオススメします。

ライブも非常に激しくタイト、エモーショナルで胸が熱くなりました。

特にギターの動きは非常に僕のツボでカッコイイと感じさせられました。

ヴォーカルも何かを訴えかけんとするエモーショナルなステージングが印象深いですね、何か入り込んでいるというか憑いているかのような勢いが魅力的でした。

ライブ終わったあと気さくで面白いのもこのバンドの魅力。

ライブ中の鬼気迫る雰囲気とは打って変わってライブの後は普通の若者かつバンド仲が最高で、じゃれあっていました(笑)

バンド仲がイイっていうのは何よりの武器になると思うので本当にいいなぁと見てて感じました。

で、肝心の音に入らせてもらいます。

基本は疾走系のハードコア(オールドスクール寄りかな?)ですが、一言で○○系と片付けられない個性的な音です。

荒々しいんですけど、繊細な面もあり、泣き泣きのパートもあり、ちょっと変わった音も聴かせてくれたり、抜きどころやタメもあったりカッコイイの一言。

シンガロングするパートが多いのでライブでも盛り上がれそうです!

いや、盛り上がれます☆

で、デモと言ってあなどってはいけないんです。

音質が非常に良い!

曇ってないんです、デモなのにクリアな音だからデモ特有の聴きにくさも無し。

ギターはツインで王道の組み合わせながら、所々で顔を見せるソロやテクニカルなギターが光っています。

走りまくり、泣き、走り、たまーにキラリと光るソロ☆

ヴォーカルは叫びと地声を上手く使い分けていて、良いです!

声質もカッコイイですしね。

上手いです!

地声が何か凄い耳に入ってきていい感じなんですよ。

叫びも激しく切なくって感じでもちろん良いです。


M1.

泣きのギターから走り走り泣き泣きへ!

ヴォーカルは絶叫と地声を使い分けつつ、聴きやすいキャッチーさもあり。

このバンドの強みはキャッチーさにもあるかもしれません。

シンガロングもあり!

途中から展開が変わり、また激しいパートへと移行するあたりは流石です。

カッコイイ。


M2.

いきなりシンガロングで走り走りっすわ。

イイ感じ。

この曲は走りまくってて叫びまくっててカッコイイです。

抜きどころも良いです!

ギターが泣いてます、かなり泣いてます。

シンプルな中にカッコよさが凝縮されてますね。
カッケーなぁ。


M3.

インストなんてニクイですね。

非常に憂いのある寂しげな曲です。

バンドの引き出しの多さが分かります。

この曲をライブの出だしでやられるともう・・・

昇天でしょうね。

MOGWAIっぽいかも。


M4.

ちょっと聴いた事ないリフが新鮮です。

泣いてるわけじゃないんだけど、ちょっと切なく耳を劈くギターが良いです。

そこからはまた走って走って、シンガローング!!

タメもあり☆

泣き泣きでもあります。

ヤバイね。

抜きどこも、ちょっと臭いソロも、何もかもカッコイイね。

曲の構成が上手いバンドだなーと感心させられます。

これで年下だなんて・・・

ってまあ1歳違いなんだけど。

最後の方の叫びの繰り返しが感情を高ぶらせます。


M5.(シークレット)

ちょっとだけ音質が良くないかな??

でもライブで上がれそうなシンプルで速くてシンガロングできる素敵な曲です。

遊びで入れたのではなくマジで聴けます。

ガンガン突き進む感じがカッコイイ。

kamomekamome : kamomekamome

採点:★★★★★★★★


久々の更新です。

僕の記事を楽しみにされている方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが、最近の不規則な更新をお許し下さい。

さて、今回はkamomekamomeというバンドをご紹介します。

このバンド、もーーーースゴイの一言。

近年稀に見る衝撃でした。

伝説のバンド!?ヌンチャクのVo向氏が始めた新しいバンドなのですが、もう素晴らしいです。

非の打ち所がない。

雑誌とかCDショップのポップにはカオティックでエモーショナルと書かれていましたが、当たっている様な当たっていない様な・・・

個人的感想はカオティックというよりプログレっぽいかなーと。

物凄く複雑でテクニカルで目まぐるしいのはカオティックもプログレも変わらないのですが、カオティック系の無茶苦茶なテンションはkamomekamomeにはないので。

エモーショナルではあります。

基本は向氏の歌メロが中心で、そうとう聴かせる感じのメロディアスさがウリであります。

切なくってエモーショナルなんだけど、声は太め。

ちょっと珍しい感じです。

そしてメロディアスに歌っていたかと思えばいきなりの野太い咆哮!!

このコントラスト、カッコイイです。

ある意味スクリーモです。

あと、歌詞の意味はいまいちよく分からないのですが、歌詞が全て日本語なのも超ツボです。

演奏は上でも述べたように激しい展開と音の多彩さが魅力で、いい具合に力が抜けている感じです。

バンアパ何かに近いかなと時折感じさせます。

特にギターが動きまくりで非常に素敵。

聴き入っちゃいます。

で、バンド全体の雰囲気は暗めです。

ダークって感じではなく、正に「憂い」のある音なんですね。

こんな音なかなか珍しいというか見つからないと思いますよ!

どこか和の雰囲気も漂っているので、洋楽には出せない味も持っています。

もー、手放しで絶対絶対オススメですので!!!!

いやー、しかも飽きない。

オススメすぎます。

今年の邦楽No.1(暫定)です☆